分類プロバイダー(Jev)
OpenChamber の機能の中には、動く前にすばやい判断が必要なものがあります。このコマンドは危険か、このプロンプトはどんな種類のタスクか、ユーザーはいま本格的な作業を始めたのか。こうした質問に答えるのが、TypeSafe の小さな判断モデル Jev です。このページでは、OpenChamber が Jev を使えるようにする方法を説明します。
Jev がコードを書いたり、チャットで返信したりすることはありません。返すのは判定だけで、OpenChamber がそれに従って動きます。OpenChamber が回答を待つのは最大 4 秒です。
Jev を使う機能
| 機能 | Jev が答える質問 |
|---|---|
| 権限とセーフティネット | この操作を実行する前に、エージェントはあなたに確認すべきか? |
| 自動モデルルーティング | このプロンプトはどのカテゴリに属するか? |
| 作業中のセッション | いま本格的な作業を頼んだか?このターンで作業は終わりそうか? |
| 要約と次のメッセージの提案 | このターンのあとに要約や提案を生成する価値があるか? |
プロバイダーがない場合、セーフティネットと Auto は表示されず、セッションはあなたが自分で移したときだけ作業中になります。要約と提案はフィルターなしでそのまま動きます。
設定する
設定 → プロバイダー → 分類プロバイダー を開き、Jev へのリクエストの送り先を選びます。選択肢は 5 つです。
OpenCode Zen プロモーション
期間限定で無料、キーは不要です。プロモーション期間中、OpenCode は OpenChamber が OpenCode Zen 経由で Jev を無料で使うことを認めています。このページを一度も触っていなければ、すでにこれを使っています。
プロモーションが終わるとこの選択肢は消え、下のキーのどれかを持っていれば OpenChamber はそれに切り替えます。
OpenCode Zen キー
OpenCode に保存された Zen の API キーを使い、料金は Zen の残高から支払われます。
- 設定 → プロバイダー を開き、OpenCode Zen プロバイダーに API キーを追加します(プロバイダー、モデル、エージェントを参照)。
- 分類プロバイダー に戻り、OpenCode Zen キー を選びます。
OpenCode アカウントでのサインインだけでは足りません。Jev に対して Zen が受け付けるのは API キーだけです。
OpenRouter キー
OpenCode に保存された OpenRouter の API キーを使い、料金は OpenRouter アカウントに請求されます。OpenCode ですでに OpenRouter のモデルを使っているなら、設定は不要です。 環境変数 OPENROUTER_API_KEY のキーも使えます。両方ある場合は OpenCode に保存されたキーが優先されます。
- 設定 → プロバイダー を開き、OpenRouter プロバイダーに API キーを追加します。
- 分類プロバイダー に戻り、OpenRouter キー を選びます。
Vercel AI Gateway キー
OpenCode に保存された AI Gateway の API キーを使い、料金は Vercel アカウントに請求されます。 環境変数 AI_GATEWAY_API_KEY のキーも使えます。両方ある場合は OpenCode に保存されたキーが優先されます。
- 設定 → プロバイダー を開き、Vercel AI Gateway プロバイダーに API キーを追加します。
- 分類プロバイダー に戻り、Vercel AI Gateway キー を選びます。
TypeSafe API キー
ご自身の TypeSafe のキーとクォータを使います。
- TypeSafe で API キーを取得します。
- TypeSafe API キー 欄に貼り付けて 保存 を押します。
キーを保存すると、そのキーが選択されます。キーは OpenChamber サーバー上の専用ファイルに置かれ、ブラウザーに送られることはありません。
プロバイダーが使えるようになると、設定 → プロバイダー のカードに 準備完了 と表示されます。
選んだものが使えなくなったとき
選んだプロバイダーが使えない場合(プロモーションが終わった、キーが削除された)、OpenChamber は使えるものの中から最初の 1 つに切り替えます。優先されるのはご自身のキーで、TypeSafe キー、次に OpenRouter、Vercel AI Gateway、Zen キー、最後にプロモーションの順です。いまどれを使っているかはページに表示されます。
Jev が 1 回のリクエストで遅れたり失敗したりしても、何も壊れません。各機能はその場合の安全な動きを持っています。
- セーフティネットは、操作をあなたの判断待ちのままにします。
- Auto は、プロンプトをフォールバックモデルに送ります。
- 作業中のセッションはそのままです。
- 要約と提案は、Jev がない場合と同じように生成されます。
Jev が見るもの
Jev が受け取るのは会話の短い抜粋です。あなたの最新のメッセージと、文脈として直前の最大 3 ターンで、それぞれ先頭の数百文字に切り詰められています。セーフティネットの場合は、確認対象の操作も OpenCode が記述したとおりに受け取ります。エージェントが実行しようとしているコマンドや、編集ならファイルと変更内容です。ファイル全体や画像を受け取ることはありません。
リクエストは、選んだ内容に応じて OpenChamber サーバーから OpenCode Zen、OpenRouter、Vercel AI Gateway、TypeSafe のいずれか に直接送られます。
使える場所
Jev は OpenChamber サーバーで動くため、デスクトップアプリ、Web アプリ、そしてそのどちらかに接続したスマートフォンで使えます。VS Code 拡張機能は OpenCode と直接やり取りするため Jev はありません。セーフティネットも Auto もなく、セッションは手動でのみ作業中になります。
関連
- プロバイダー、モデル、エージェント:OpenCode Zen、OpenRouter、Vercel AI Gateway のキーの置き場所
- セキュリティ:OpenChamber がキーとアクセスをどう扱うか